元文五年、この梵鐘は岱宗和尚の代に総檀中はもちろん近郷の人々からの寄付をもって鋳造された。本願主として薗田森平・諏訪浅右衛門の両名が主力に鋳造したようである。梵鐘新鋳の後も鐘楼は未だ完成するに至らなかったが、虎厳和尚の代の宝暦三年、総壇中の寄進によって完成し、この鐘楼が今日残るものです。