![]() 『松樹千年翠』という言葉があります。 松のみどりは春には新しい芽を吹き古葉は枯れて散って行きますが、新旧を超えた千古変わらない生命の息吹きを常に移り変わりながら見せてくれます。 変わらなければ「作り物」ということです。日々新たなるものがあるからこそ、常に変わらない姿を保つことができるのです。そこに千年のみどりを保つ「いのち」があるのです。 崇禅寺は萬松山の名のごとく松が多い。境内をそよぐ松風の音は、我々にたいする”無言の説法”と感じられます。 崇禅寺はこの恵まれた自然の中に、開創八百年の大きな節目を迎えたばかりです。 この皆様との結縁の機を大切に、大勢の皆様が仏心に目覚めていただける一助になるよう勤めております。 |
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開 山 | 東伝士啓禅師大和尚 | 応安七年四月二十一日示寂 |
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第 二 世 | 中興広山薫和尚 | 明暦三年十月七日示寂 |
第 三 世 | 再中興富山賑和尚 | 宝永三年六月十三日示寂 |
第 四 世 | 岫巌清和尚 | 貞享元年三月四日示寂 |
第 五 世 | 仙林秀和尚 | 元文三年正月三日示寂 |
第 六 世 | 岱宗松和尚 | 寛保三年四月五日示寂 |
第 七 世 | 徳巌座元 | 不詳 |
第 八 世 | 虎厳律和尚 | 天明八年六月五日示寂 |
第 九 世 | 文邦沢和尚 | 天保六年十二月二十日示寂 |
第 十 世 | 耕雲寿和尚 | 天保二年九月三日示寂 |
第 十一 世 | 規堂棟和尚 | 安政二年三月七日示寂 |
第 十二 世 | 観渓察和尚 | 明治三年十二月十一日示寂 |
第 十三 世 | 晦道明和尚 | 明治九年五月十二日示寂 |
第 十四 世 | 仮住澄水正和尚 | 天保十三年六月二十二日示寂 |
第 十五 世 | 建長第一座仁国和尚 | 不詳 |
第 十六 世 | 梅巌文大和尚 | 明治二十九年九月一日示寂 |
第 十七 世 | 宗愛和尚 | 明治四十五年一月十七日示寂 |
第 十八 世 | 禅明和尚 | 大正十二年三月二十二日示寂 |
第 十九 世 | 雲岳俊和尚 | 昭和五十八年十二月十日示寂 |
第 二十 世 | 岩田俊光和尚 | |
第 二十一 世 | 岩田真哉和尚 | 現住職 |